皆さんが毎日接している、身近な大人たちの職業について見てみましょう。今回は、身近だけども、できればお世話にならない方がいい職業のひとつ・消防士(消防官)を紹介します。
消防士(消防官)ってどんな仕事?
消防士・消防官と呼ばれる職業は、正確には「消防吏員(しょうぼうりいん)」と言います。消防吏員は、「消防総監」、「消防司監」~(中略)~「消防士長」、「消防副士長」、「消防士」と10段階の階級に別れていて、「消防士」はいちばん低い階級を表す名前でもあります。ここでは、以降「消防士」という呼び方で統一します。
消防士は市町村(東京23区の場合だけは東京都)に属する地方公務員として、火災の消火活動や救命活動のほか、一般の人を対象にした防災指導や消防設備の点検などの仕事も行います。
消防士になるには、高校や大学を卒業し、市町村(または東京都)の採用試験を受けます。試験は2、3段階の選別をしながら、一般的な教養試験、体力検査、小論文、面接と、けっこうヘビーな内容で行われます。合格して採用されると、はじめに「消防学校」という学校で消防士としての基礎を学び、その後、救助隊や消火隊など、専門の部署に配属になります。
職業としての消防士のほかに、「消防団」というものがあります。これは、町の(ほかの仕事を持っている)人たちが集まって組織する団体で、基本的なボランティアであり、職業ではありません。
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