2008年4月アーカイブ

テレビや雑誌で特集されることも多い「ラーメン」。単に料理として取り上げられるだけでなく、店主のこだわりとか、今の味にたどり着くまでの波瀾万丈の人生を紹介してドラマチックに紹介されることも多く、飲食店の中でも、ちょっと変わったポジションにいる業種だと言えそうです。


ラーメン屋さんってどんな仕事?

その名のとおり、ラーメンをメインとする飲食店がラーメン屋です。一般的にはお店の中でスープを作り、製麺所から買い付けた麺をゆでて、スープの中に入れ、チャーシューやメンマなどの具材を載せてお客さんに出します。中には、自前で麺を作る(自家製麺)お店もあります。

ラーメンは1,000円あれば食べられる庶民的な値段と、味のバリエーションの豊かさ(塩、しょうゆ、味噌などに加えて、最近では「ご当地ラーメン」が人気です)が特徴です。味のバリエーションの豊かさゆえに、いろんな物語を乗せて語る格好のネタになっているのかもしれません。

ラーメン屋にもさまざまなお店がありますが、テレビなどで取り上げられやすいのは、店長が自分で研究した、その店オリジナルのラーメンを出す店です。人気の出たラーメン店は従業員を増やし、彼らに技術を教えて「のれん分け」として、同じ店の支店を出させることで全国に広がり、大きくなっていきます。

別のシステムとして、技術を身につけていない従業員にも同じおいしいラーメンが作れるように調理方法などを工夫し(例えば工場でスープを作り各店に配達するなど)、誰でも同じ味のラーメンが出せるようにして「チェーン店」を出す、という拡大のしかたもあります。全国にお店を持つラーメン店のどれが「のれん分け」方式でどれが「チェーン店」方式か、と簡単に見分けるのは難しく、また、どっちがどっち、と簡単に分類できないお店もあるかもしれません。

「こだわりのラーメン職人」の姿に魅力を感じるなら、技術を重視するラーメン店に就職し、親方からみっちりと教わってから「のれん分け」をさせてもらうか、自分で新しい店を開店する、という形を目指すのが一般的なようです。

今回からは、食べ物に関わるさまざまな仕事を紹介したいと思います。第一生命が小学6年生までの子どもを対象に行ったアンケートによると、女子が将来なりたいもの第一位は圧倒的に「食べ物屋さん」。男子にとっても「食べ物屋さん」は第4位で、たいへん人気のある職業です。とても身近な仕事で、働いている姿がイメージしやすいことも、人気の理由のひとつかなと思います。

今回はそんな「食べ物」に関わる職業の中でちょっと意表を突いて、おおもとの材料を作る「農業・農家」のブログを紹介します。


農業・農家ってどんな仕事?

農業は大ざっぱに言うと、家畜(牛、豚、鶏など)を飼育し、肉や牛乳、卵などを売る仕事と、米や野菜、果物などを生産する仕事に大別できます。またそのほかに、花を作ったり、畳の材料になるイグサや服の材料になる木綿などを生産する仕事も農業に分類されます。

豊かな自然に囲まれ、植物や動物を育てていく、という魅力がある一方で、天候不順や災害など、人間の力ではコントロールできない自然の厳しさに触れる仕事でもあります。

「農業」というと、という昔話や童話の世界が今も続いているようなイメージがあるかもしれません。でも実際には、効率よく仕事をするための機械を導入したり、バイオテクノロジーや最新の科学を応用した農法が使われたりと、さまざまな技術革新が行なわれています。また最近では、トウモロコシを使ったバイオ燃料が注目されていたりもして、今後も大きく変わっていきそうな世界です。

農業をするための資格は特にありませんが、何を生産するにしても、基本的には土地が必要です。最近では、移住して農業を始めたい人のための支援制度を行なっている地方の自治体も多く、そうした制度を利用して農業を始める人もいます。

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