皆さんが毎日接している、身近な大人たちの職業について見てみましょう。今回は「バスの運転手」です。毎日、通学にバスを使っているという人も多いのではないでしょうか。運転手さんたちのホンネを覗いてみましょう。
バス運転手ってどんな仕事?
バスの主な仕事は、2種類に分けられます。ひとつは通勤・通学に使われる「路線バス」、もうひとつは修学旅行などで乗る「観光バス」です。そのほかに、ホテルや大型レジャー施設などが持っている「送迎バス」もあります。
バスの運転手(職業としては「運転士」と呼ばれることが多いです)として、大勢のお客さんを乗せたバスを運転するには、「大型自動車第二種免許」という運転免許が必要になります。
ですから、基本的には大型自動車第二種免許がないとバス運転士として就職することはできません。ただし、会社によっては社員(または契約社員など)として働きながら、免許を取得するために自動車学校に行くのを支援してくれる(費用を会社が負担してくれる場合も)ところもあります。
大型自動車第二種免許を取るためには、普通自動車免許(第一種免許と呼ばれます)を取得してから3年以上の運転経歴が必要です。つまり18歳ですぐに車の免許を取ったとしても、21歳にならないと取得できません。さらに、視力・聴力など身体的な条件も定められています。一般的にはこれらの条件を満たした上で大型自動車第二種免許が取得できる自動車学校に入学し、技能試験にパスします。大きなバスを操って大勢のお客さんを安全に運ぶための技能はとても高度で、試験はなかなかの狭き門となっているそうです。
路線バスの運転士になるには、バス路線を運営している自治体や交通会社、バス会社に就職します。観光バスの運転士になるなら、観光バスを運営している観光会社やバス会社を目指します。
たいていのバス会社では路線バスも観光バスも持っていて、運転手として就職すると両方を経験する機会があるようです(今日は路線、明日は観光、とコロコロ変わることはないようですが)。また送迎バスについては、自社の送迎バスのために、ホテルなどが運転士を募集するケースと、バス会社が送迎バスの運転を請け負って、運転士を派遣するケースがあるようです。
バス運転手さんのブログ
バスの運転士さんのブログをたくさん読んでいて、バスに限らず電車や車全般などの話題がたくさんで「乗り物好き」の人が多いことに気づきました。子どもの頃の夢を実現してのバス運転手さんなのでしょうか。カッコイイですね。
北陸地方の路線バスの運転士さんです。乗務の中での困ったことや良かった話などが書かれています。ブログ開始の挨拶記事「正式営業開始」では、乗り物マニアが喜びそうなお宝映像! 「挨拶」は、高校のスクールバスを運転したときのエピソードです。いいですね。
首都圏の路線バスの運転士さんです。2005年12月に書かれたブログの最初の記事「今日から始めるぼやき言」では、まだバスの運転手さんではありません。「40を過ぎて今年何を思ったのか大型二種の免許を取ってバスの運転士を目指す事にした訳ですが」とのことです。運転士の仕事は40、50代の求人も多く、歳をとってからでも就けるのがひとつの特徴といえます。
無事、バス会社への転職が決まり、2006年1月には初出社の「入社初日」。受験生を乗せて走った日の「公立一般入試」は......皆さんも気をつけましょう。
こちらは観光バスの運転手さんです。団体ツアーや修学旅行生を乗せてあちこちに行かれた写真がたくさん載っていて、楽しそうな仕事だなー、と思いました。旅行先でお客さんと一緒に宿泊することも多いようですが、時には泊まれずに夜中のうちに帰ることもあるようです。でも、「伊豆下田の泊まり」みたいなできごとがあるなら、それもまた楽しそうですね。
もう更新されていないブログです。
飽きたり、生活が変わったり、何かのトラブルが起きたりして更新されなくなってしまったブログというのは山ほどあります。ですが、こんなに立派な最後の挨拶をのこして更新を停止するブログは、めったにありません。50代からバスの運転手になり、そして、思うところあってバス運転手を辞めることにした、というお話に、心を打たれました。
もっと詳しく知るには?
・大型二種免許 - 運転免許&教習所ガイド
・ジェイアールバス関東 採用情報
・はとバス 会社概要と採用情報

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